2004年4月6日4限(W203室)
川島 真(shin@juris.hokudai.ac.jp)
アジア政治論 <中国外交論>
第一回講義レジュメ
●シラバスよりhttp://infomain.academic.hokudai.ac.jp/syllabus/index.html
[授業目標]
(1)政治学の中で周辺に位置づけられる「アジア」についての知見を深めることによって、これまで学んできた政治学の基礎に肉付けし、応用していく。
(2) 主に中国研究と台湾研究の最近の成果を紹介しつつ、アジアへの関心を育て、他方で対象に迫り、それを理解していく見方を身につける。
(3) 今後益々重要となる日本とアジアの関わりについて、そのあり方、問題の解きほぐし方、などについての指針を提示していく。
(4) 学生からの質問票を重視し、それと対話しながら講義をおこなうことで、双方向的な議論を目指す。
[到達目標]
(1) 政治学の中で「アジア」を比較の観点から見ること、つまり過度に例外視したり、特別視しないようにする方向性を身につける。
(2) ただし、同時にアジアなり、各地域に内在するコンテキストを重視する視点も獲得できるようにする。理論や抽象化された議論をおろすだけでなく、現実から大枠を再考する方向性を獲得する。
(3) 日中関係の諸問題について、問題のあり方、議論の経緯などについてのチャートを身につける。
(4) こうした内容を学生との議論を通じて練り上げていく。人数にもよるが可能な範囲で学生参加型を目指す。
[授業計画]
(1) 中国外交について制度、政策を整理する。
(2) 中国外交の歴史について概要をまとめる。
(3) 事例研究をおこない、(1)(2)の内容を深めて理解する。
(4) 外交文化、地域外交など中国外交を見る視点を得る。
(5) 時代的には20世紀外交を中心にする。
(6) 台湾については、台湾自身の外交だけでなく、両岸関係にも留意する。
(7) それぞれの問題について日本のかかわりをフォローする。
[評価の基準と方法]
評価は試験でおこなう。昨年度、一昨年度の出題内容、採点講評については以下を参照。http://www.juris.hokudai.ac.jp/~shin/
[備考] 授業では、毎回質問を受け付け個別に返答をする。シラバスは第一回講義で配布する。参考文献などは随時紹介する。
関連科目:日本政治史、国際政治、比較法(中国法)など。
[講義指定図書] 川島真『中国近代外交の形成』(名古屋大学出版会、2004年)
●講義予定
4月6日(火) 第1回 ガイダンス 中国の概要
4月13日(火) 第2回 中国外交上の論点
4月20日(火) 第3回 中国外交史(1)
4月27日(火) 第4回 中国外交史(1)
5月11日(火) 第5回 中国外交史(1)
5月18日(火) 第6回
5月25日(火) 第7回
6月1日(火) 第8回
6月8日(火) 第9回
6月15日(火) 第10回
6月22日(火) 第11回
6月29日(火) 第12回
7月6日(火) 第13回
7月13日(火) 第14回