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「戦後東アジアにおける行政文書公開状況の概要:日本・韓国・台湾」プロジェクト成果公開

「戦後東アジアにおける行政文書公開状況の概要:日本・韓国・台湾」プロジェクトチーム(代表 魚住弘久)―における担当部分(台湾)の成果公開

本プロジェクトでは、日本、韓国、台湾などの行政文書の公開状況を明らかにし、それを可能な範囲で学界に提供することを目指しているが、担当している台湾部分の1980年代以降につき、作業の目処がたったので、2004年7月に公開された。これは、文書館の整理方法とは逆に、ある時期のある機関の文書がどこにあるのかという発想でつくったものであり、従来から作成してみたいと思っていたものである。

東アジアの行政文書に関する関心が高まりながらも(特に日本では)、その所在状況が明確でなく、情報が私的に還流する傾向にあった。他方、台湾のものについては、「たくさん公開している」という漠然とした情報だけで、果たしてどの政府機構が何をどの程度公開しているのかは不分明であった。そうしたことを考慮して、こうした作業をおこなった。

今後、台湾だけでなく、日本や韓国などでも同様の作業が進められていくことを願うものである。

                                川島 真

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