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公刊論文

  1. 「冷戦下の僑郷―金門島の生活と華僑送金に見る断絶と変容」(遠藤誠治編著『国家安全保障の脱構築:安全保障を根本から考え直す』、法律文化社、2023年)
  2. 「1970年代中国の渤海・南黄海汚染問題」(太田出・川島真・森口(土屋)由香・奈良岡總智『領海・漁業・外交―19〜20世紀の海洋への新視点』晃洋書房、2023年所収、335-354頁)
  3. “Taiwan and International Relations in the Western Pacific”, in Kitaoka Shinichi,eds., A Western Pacific Union: Japan’s New Geopolitical Technology, Japan Publishing Industry Foundation for Culture, 2023, p. 372-405.
  4. “China as “Empire”: Perceptions of the Tributary System and the Boundaries of China in the Twentieth Century”, The Japan Institute of International Affairs / Resource Library, 2022, 9.1-13.
  5. 「グローバルサウスに働きかける中国−中国の描く世界と米中「対立」像」(『Security Studies 安全保障研究』4巻3号、2022年9月、97−110頁)
  6. 「中国のウクライナ戦争をめぐる動向と日中関係」(『問題と研究』第51巻3号、2022年9月、31―62頁)
  7. 「尖閣諸島問題的論述空間─中國的歷史認識/從漁民追尋鳥蛋之海到國家之間對立之海──東海的島嶼(The Contending Discourses of the Senkaku/Diaoyu Conundrum: The Chinese Interpretation of History/ From Fishers’ Backyard to Countries’ Sovereignty Contest: The Islands in the East China Sea)」(『當代日本與東亞研究』第5巻第5・6号、2021年10月)
  8. 「冷戦下台湾の中国研究とアメリカ−フォード財団による中央研究院近代史研究所支援」(森口[土屋]由香・川島真・小林聡明編著『文化冷戦と知の展開−アメリカの戦略・東アジアの論理』京都大学学術出版会、2022年所収、25-49頁)
  9. 「蔡英文政権の新型コロナウイルス感染症への初期的対応と両岸関係」(川島真・経団連21世紀政策研究所編著『習近平政権の国内統治と世界戦略: コロナ禍で立ち現れた中国を見る』勁草書房、2022年所収、165-184頁)
  10. 「『戦争遺留問題』と対日新思考−江沢民・胡錦濤政権期の対日歴史政策」(川島真・岩谷將編著『日中戦争研究の現在−歴史と歴史認識問題』東京大学出版会、2022年所収、39-58頁)
  11. 「戦後初期中国における対日講和観−1945〜1947年を中心に」(川島真・細谷雄一編著『サンフランシスコ講和と東アジア』東京大学出版会、2022年所収、179-215頁)
  12. “War in Ukraine from China’s Perspective: Limited Options for State that Cannot Reject Existing Policies”, Asia Pacific Review, Volume 29, Issue 2, 2022, pp.35-55.
  13. 「習近平政権の歴史政策:馬工程と四史」(日本国際問題研究所編『歴史系検討会論文集』日本国際問題研究所、2022年3月所収、1-8頁)
  14. 「清末的留学生“監督”行政」(徐志民・孫安石・大里浩秋等『団体与日常−近代中国留日学生的生活史』社会科学文献出版社、2022年所収、143-157頁)
  15. 「中国留日同学会とその活動―『中国留日同学会 季刊』に見る」(孫安石・大里浩秋編著『明治から昭和の中国人日本留学の諸相』東方書店、2022年、409-429頁)
  16. “Historical Policy of the Xi Jinping Administration: Four Histories and “Ma Project”, Asia Pacific Review, vol.28-2, pp.57-76.
  17. 「『和解』の観点から見た戦後日中・日台歴史問題 1945-2008」(『国際社会科学』70輯、2021年、1-25頁)
  18. 「西太平洋の国際関係と台湾」(北岡伸一編『西太平洋連合のすすめ』東洋経済新報社、2021年、398-434頁)
  19. 「中央アジアの国々の安全保障観−中国の視点−」(『安全保障研究』第3巻第3号、2021年9月、57-68頁)
  20. “The Four Principles that Formed the Basis of Friendly Relations between Japan and China: The China Policy of the Nakasone Yasuhiro Government,” Asia-Pacific Review (IIPS, Tokyo), vol.27-1 (2020): 80-101.
  21. 「蘇州日本租界開設交渉──荒川巳次・黄遵憲の六条合意(1896年4月)への道程」大里浩秋・内田青蔵・孫安石編著『東アジアにおける租界研究──その成立と展開』(東方書店、2020年所収、263-294頁)。
  22. “Chinese New Terminology: “World Order” and “International Order”, in Axel Berkofsky and Giulia Sciorati eds., Mapping China’s Global Future: Playing Ball or Rocking the Boat?, ISPI Report, p.37-49.
  23. 「戦前期日本の「支那料理」受容──家庭での受容と「支那料理店」をめぐる状況」(岩間一弘編著『中国料理と近現代日本―食と嗜好の文化交流史』慶應義塾大学出版会、2019年、285–312頁)
  24. 「中国の対アフリカ外交──江沢民政権末期〜胡錦濤政権期の対東部アフリカ外交を中心に」(川島真・遠藤貢・高原明生・松田康博編著『中国の外交戦略と世界秩序──理念・政策・現地の視線』(昭和堂、2019年所収、123-157頁)
  25. 「習近平政権下の外交・世界秩序観と援助──胡錦濤政権期との比較を踏まえて」(川島真・遠藤貢・高原明生・松田康博編著『中国の外交戦略と世界秩序–理念・政策・現地の視線』(昭和堂、2019年所収、53-77頁)
  26. “Xi Jinping’s Diplomatic Philosophy and Vision for International Order: Continuity and Change from the Hu Jintao Era”, Asia Pacific Review, Volume 26, 2019, pp. 121-145.
  27. 「1950年代半ばの中国留日学生と日本国費留学制度再開」(孫安石・大里浩秋『中国人留学生と「国家」・「愛国」・「近代」』東方書店、2019年3月、285-312頁)
  28. 「時間軸から見る公文書とアカウンタビリティ──公文書作成現場、外交文書の意義、移行期正義」(『アーカイブズ学研究』29号、2018年12月、51-61頁)
  29. 「中華民国(台湾)からみた文化大革命──ビクター・ルイスと華ソ接近問題を例として」(『中国21』48号、2018年3月)
  30. 「中国の第一次世界大戦参戦──対ドイツ抗議・断交を中心に」(『東アジア近代史』22号、2018年6月、29-48頁)
  31. 「日華断交之前日本対台湾海峡的立場和論述──第二次台湾海峡危機時期為主」(江柏煒主編『馬祖──戦争与和平島嶼国際学術研討会論文集』、連江県政府出版、2018年所収、285-296頁)
  32. “Toward China’s ‘Hub and Spokes’ in Southeast Asia?: Diplomacy during the Hu Jintao and First Xi Jinping Administrations”, Asia Pacific Review (Volume 24, Issue 2, Dec.,2017, pp.64-90).
  33. 「中国における甲午戦争百二十年史研究」(『東アジア近代史』21号、2017年6月、56-70頁)
  34. “The Turning Points of Modern Sino-Japanese Relations”,Arthur Herman and Lewis Libby eds., Asian Shadows: the Hidden History of World War Two in the Pacific, Hudson Institute, 2017, pp.21-30.
  35. ”Deimperialization” in early postwar Japan:adjusting and transforming the institutions of empire, in Barak Kushner and Sherzod Muminov eds., The Dismantling of Japan’s Empire in East Asia: Deimperialization, postwar legitimation and imperial afterlife, Routledge, 2017, pp.30-47.
  36. “The Formation of the New Government in Taiwan and Japan-Taiwan Relations,” Asia-Pacific Review, vol. 23, no.1 (2016): 42-64.
  37. “Postwar Japan-China Relations: A Consideration from the Perspective of Reconciliation,” Asia-Pacific Review, vol. 22, no. 2 (2015): 28-43.
  38. 「日中戦争と華僑送金──『傀儡』政権の存在意義」(『国際社会科学』第65輯、2015年、65-76頁)
  39. 「中国の対東南アジア・ASEAN外交──胡錦濤・習近平政権期を中心に」(大庭三枝編著『東アジアのかたち──秩序形成と統合をめぐる日米中ASEANの交差』(千倉書房、2016年所収、155-186頁)
  40. 「『帝国』としての中国──20世紀における冊封・朝貢認識と『中国』の境界」(宇山智彦編著『ユーラシア近代帝国と現代世界』ミネルヴァ書房、2016年所収、219―236頁)
  41. 「中国青年将校的日本陸軍留学体験──以蔣介石高田留学時代為例」(劉傑・川島真編著、韋平和・徐麗媛訳『対立与共存的歴史認識──日中関係150年』(社会科学文献出版社、2015年所収、105-136頁)
  42. 「“二十一条要求”与中日関係」(魏格林・朱嘉明主編『一戦与中国–一戦百年会議論文集』(東方出版社、2015年所収、367−388頁)
  43. 「従日文資料来観的日據時期金門」(江柏煒・王秋佳主編『歴史島嶼的未来ー2015年金門歴史、文化與生態国際学術研討会論文集ー』金門国家公園管理処、2015年、37−42頁)
  44. 「中華民国外交檔案所見的日華断交──以椎名悦三郎訪台前提条件為中心」(黄自進『日本政府的両岸政策』中央研究院人文社会科学研究中心・亜太区域研究専題中心、2015年、295-329頁所収)
  45. 「戦後台湾の対外ラジオ放送政策(貴志俊彦・川島真・孫安石編著『増補改訂 戦争・ラジオ・記憶』勉誠出版、2015年所収、296ー315頁)
  46. 「満洲のラジオ放送と聴取者」(貴志俊彦・川島真・孫安石編著『増補改訂 戦争・ラジオ・記憶』勉誠出版、2015年所収、231ー249頁)
  47. 「日中戦争初期における重慶発ラジオ放送とその内容」(貴志俊彦・川島真・孫安石編著『増補改訂 戦争・ラジオ・記憶』勉誠出版、2015年所収、72—95頁)
  48. 「対立与合作──走上不同道路的日中両国」(歩平・北岡伸一主編『中日共同歴史研究報告 近代史巻』社会科学文献出版社、2014年所収、188-212頁)
  49. 「対華二十一ヵ条要求と北京政府の対応──交渉開始前の動向」(『東アジア近代史』18号、2015年3月、24-40頁)
  50. 「長崎から見る近代日中関係史」(『日本史研究』630号、2015年2月、40−56頁)
  51. 「記憶中的宗藩関係──以跟日本亜細亜主義対応為主」(欒景河・張俊義主編『近代中国──思想与外交』上、社会科学文献出版社、2013年、33−44頁)
  52. 「メディア・歴史認識・国民感情」(川島真編著『チャイナ・リスク』(〈シリーズ日本の安全保障5〉、岩波書店、2015年、285−307頁)
  53. 「二十一箇条要求と日中関係・再考──中国側の対応を中心に」(川島真編著『近代中国をめぐる国際政治』(中央公論新社、2014年、111-155頁)
  54. 「問題としての中国」(遠藤誠治・遠藤乾責任編集『安全保障とは何か』岩波書店、2014年、147−176頁)
  55. 「対立と協調──異なる道を行く日中両国」(北岡伸一・歩兵編著『「日中歴史共同研究」報告書』勉誠出版社、2014年、85−122頁)
  56. “Sino-Japanese Controversies Over the Textbook Problem and the League of Nations,” in Herren, Madeleine ed., Networking the International System : Global Histories of International Organizations , Springer, 2014, pp.91-106.
  57. 「第4章 社会主義とナショナリズム──1920年代」(和田春樹・後藤乾一・木畑洋一・山室信一・趙景達・中野聡・川島真『東アジア近現代通史──19世紀から現在まで』(上、岩波現代全書043、岩波書店、2014年、143−184頁)
  58. 「第1章 東アジアの近代──19世紀」(和田春樹・後藤乾一・木畑洋一・山室信一・趙景達・中野聡・川島真『東アジア近現代通史──19世紀から現在まで』(上、岩波現代全書043、岩波書店、2014年、1−50頁)
  59. 「日本占領期華北地区留日学生的動向」(大里浩秋・孫安石編著『近現代中日留学生史研究新動態』上海人民出版社、2014年、200−218頁)
  60. 「中国における国際政治研究の展開」(『国際政治』175号、〈歴史的文脈の中の国際政治理論〉、2014年3月、100–114頁)
  61. 「第一次大戦後の中国と日仏関係──ワシントン体制と仏領インドシナをめぐる」(『日仏文化』83号、2014年1月、31−39頁)
  62. “The Origins of the Senkaku/Diaoyu Islands Issue: The period before normalization of diplomatic relations between Japan and China in 1972,” Asia-Pacific Review, Vol. 20, No. 2, 2013, pp.122-145.
  63. 「第二革命之後亡命日本的革命家──以蔣介石為主」(黄自進・潘光哲主編『蔣介石與現代中国的形塑』第一冊 領袖的淬錬、中央研究院近代史研究所、39−56頁、2013年)
  64. 「近代中国的型塑与『伝統』──以対冊封朝貢的解釈為中心」(呉淑鳳・薛月順・張世瑛編『近代国家的型塑──中華民国建国一百年国際学術討論会論文集』(上冊、国史館、2013年、69-82頁)。
  65. 「中国青年将校の日本陸軍留学体験──蔣介石の高田時代を例として」(劉傑・川島真編著『対立と共存の歴史認識──日中関係150年』東京大学出版会、2013年、97−126頁)
  66. 「思想としての対中外交──外交の現場から見る蔣介石・中華民国・台湾」(酒井哲哉編『日本の外交 第三巻 外交思想』岩波書店、2013年)257-280頁。
  67. 「蔣介石的日本経験──以高田時代為主」(陳紅民主編『中外学者論蔣介石──蔣介石与近代中国国際学術研討会論文集』浙江大学出版社、2013年)197-215頁。
  68. 「産経新聞『蔣介石秘録』の価値──『日記』の引用とオリジナリティーをめぐる再検討」(山田辰雄・松重充浩編著『蔣介石研究──政治・戦争・日本』東方書店、2013年、119−151頁)
  69. “Chapter 19, China”, in Bardo Fassbender & Anne Peters eds., The Oxford Handbook of The History of International Law (Oxford University Press, 2012), pp.451-474.
  70. 「外務部的成立過程」(欒景河・張俊義主編『近代中国:文化与外交』社会科学文献出版社、2012年、374−388頁)
  71. 「上海におけるテレビ放送開始への経緯ー中華人民共和国の初期電視事業の一例として—」(三澤真美恵・川島真・佐藤卓己『電波・電影・電視—現代東アジアの連鎖するメディア』青弓社、2012年、82ー107頁)
  72. 「長崎から見た辛亥革命」(辛亥革命百周年記念論集編集委員会編『総合研究 辛亥革命』岩波書店、2012年、257ー276頁)
  73. 「進出か、侵略か(一九八二年)—日中歴史認識問題の変遷と課題」(園田茂人編『日中関係史 1982-2012 Ⅲ社会・文化』東京大学出版会、2012年、81−124頁)
  74. 「『大平学校』とは何か(一九八〇年)—日中知的交流事業の紆余曲折」(小熊旭と共著、園田茂人編『日中関係史 1982-2012 Ⅲ社会・文化』東京大学出版会、2012年、53−80頁)
  75. “A Prototype of Close Relations and Antagonism:From the First Sino-Japanese War to Twenty-One Demands”, in Daqing Yang, Jie Liu, Hiroshi Mitani and Andrew Gordon, eds., Toward a History Beyond Borders: Contentious Issues in Sino-Japanese Relations (Harvard University Press, 2012), pp.53-80.
  76. “Historical Dialogue and Documentary Research”, in Daqing Yang, Jie Liu, Hiroshi Mitani and Andrew Gordon, eds., Toward a History Beyond Borders: Contentious Issues in Sino-Japanese Relations (Harvard University Press, 2012), pp.411-433.
  77. 「金門近代史上之連続與断絶―以僑郷因素的変遷為例的初歩探討」(江柏煒主編『福建省金馬 歴史回顧與展望学術研討会論文集』中華民国福建省政府、2011年、15-32頁)
  78. “The Development of the Debate Over “Hiding One’s Talents and Biding One’s Time” (taoguan yanghui): China’s foreign-policy doctrine”, Asia-Pacific Review (IIPS, Tokyo), vol.18-2 (2011): 14-36.
  79. 「일중 역사 인식 문제의 심원 – 1910~1940년대 교과서 문제」(『동아시아의 역사 서술과 평화 – 사회·국가·세계』 동북아역사재단, 2011년, P.135-151)[「日中歴史認識問題の淵源-1910~1940年代の教科書問題」(『東アジアの歴史叙述と平和-社会・国家・世界』東北亜歴史財団、2011年、135-151頁)]
  80. 「中華民国外交档案に見る『別れの外交(日華断交)―椎名悦三郎の訪台を中心に―』」(加茂具樹・飯田将史・神保謙編著『中国 改革開放への転換―「一九七八年」を越えて―』慶應義塾大学出版会、2011年、199-220頁)
  81. 「未完の『近代』外交-中国の対外政策の通奏底音」 (『現代中国』〈特集:「超大国」中国の光と影〉、85号、2011年9月、35-47頁)
  82. 「台湾人は『日本人』か―十九世紀末在シャム華人の日本公使館登録・国籍取得問題」(貴志俊彦編著『近代アジアの自画像と他者―地域社会と『外国人』問題』京都大学学術出版会、2011年、175-198頁)
  83. 「小山秋作関係文書所収王徳標関係史料について──一八九五年の台湾防衛線への一考察」 (檜山幸夫『帝国日本の展開と台湾』創泉堂出版、2011年、89-115頁)[研究ノート]
  84. 「僑郷としての金門──歴史的背景」 (『地域研究』第11巻1号、2011年3月、43-61頁)
  85. “Japanese Cultural Thrust by ‘Xinminhui’ in Northern China”, Modern Asian Studies Review, vol.3 (Mar. 2011): 11-37.
  86. 「近代日本政治人物與日記-日本史学界対其史料価値與運用方法的討論」 (呂芳上主編『蒋中正日記與民国史研究』世界大同出版有限公司、2011年、55-65頁)
  87. 「晩清外務的形成―外務部的成立過程」 (薛軼群訳、『中山大学学報 社会科学版』51巻、2011年第1期、2011年1月、87-97頁)
  88. 「近現代中国における国境の記憶―「本来の中国の領域」をめぐる」(『境界研究』、1号、2010年、1-17頁)
  89. 「1945年9月以后的在日中国人―以法律地位和政治変動為主」(中国社会科学院近代史研究所民国史研究室・四川師範大学歴史文化学院編『一九四〇年代的中国』下巻、社会科学文献出版社、2009年、902-909頁)
  90. 「日中外交懸案としての教科書問題―1910~40年代」(並木頼寿・大里浩秋・砂山幸雄編著『近代中国・教科書と日本』研文出版、365-393頁)
  91. 「金門的軍事基地化與僑郷因素的變遷:1949年前後的連續與斷絶」(林正珍主編『2008年金門學學術研討會論文集』、金門縣文化局、2008年、207-220頁)
  92. 「戦後初期日本の制度的『脱植民地化』と歴史認識問題―台湾を中心に」(永原陽子編著『「植民地責任」論―脱植民地化の比較史―』青木書店、2009年、393-417頁、永原陽子編『「植民地責任」論』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、2009年と同内容。但し出版社が異なる)
  93. 「過去的浄化与将来的選択―中国大陸、台湾留学生」(劉傑・川島真編『1945年的歴史認識―圍繞“終戦”的中日対話嘗試』社会科学文献出版社、2010年、34-58頁)
  94. 「朝鮮半島的中国租界」(中国社会科学院近代史研究所編『中華民国史研究三十年(1972―2002年)』中巻、社会科学文献出版社、2008年、745-756頁)
  95. 「再論日本産経新聞之蒋介石秘録的史料価値―与蒋介石日記之比較」(中国社会科学院近代史研究編『民国人物与民国政治』社会科学文献出版社、2009年、380-392頁)
  96. 「戦後の国際環境と外交」(飯島渉・久保亨・村田雄二郎編『3 グローバル化と中国』シリーズ20世紀中国史、東京大学出版会、2009年、59-80頁)
  97. 「領域と記憶―租界・租借地・勢力範囲をめぐる言説と制度」(貴志俊彦・谷垣真理子・深町英夫編『模索する近代日中関係―対話と共存の時代―』東京大学出版会、2009年、159-183頁)
  98. “China’s Re-interpretatoin of the Chinese “World Order”, 1900-40s”, in Anthony Reid and Zheng Yangwen, eds., Negotiating Asymmetry: China’s Place in Asia (National University of Singapore Press, 2009), pp.139-158.
  99. 「外務の形成―外務部の成立過程」(岡本隆司・川島真編『中国近代外交の胎動』東京大学出版会、2009年、181-202頁)
  100. 「『歴史』をめぐるガバナンスと文書管理―東アジア歴史認識問題をめぐる」(『年報行政研究』44号、〈変貌する行政―公共サービス・公務員・行政文書〉、2009年5月、109-123頁)
  101. 「戦後初期日本の制度的『脱植民地化』と歴史認識問題―台湾を中心に」(永原陽子編『「植民地責任」論』東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、2009年、393-417頁)
  102. 「マラウイの対中国交樹立―なぜ中国を選ぶのか」(『地域研究』9-1、2009年3月、189-207頁)
  103. 「過去の浄化と将来の選択―中国人・台湾人留学生」(劉傑・川島真編著『1945年の歴史認識―〈終戦〉をめぐる日中対話の試み―』東京大学出版会、2009年、31-51頁)
  104. 「東アジア国際政治史―中国をめぐる国際政治史と中国外交史」(日本国際政治学会編、李鍾元・田中孝彦・細谷雄一責任編集『日本の国際政治学』有斐閣、2009年、75-95頁)
  105. 「日本占領期華北における留日学生をめぐる動向」(大里浩秋・孫安石編『留学生派遣から見た近代日中関係史』御茶の水書房、2009年、213-238頁、「日本占領期華北における留日学生をめぐる動向」『中国研究月報』61-8を加筆修正)
  106. 「マラウイの対台湾断交―背景・経緯・結果―」(『問題と研究』第37巻4号、2008年12月、111-136頁)
  107. 「近代中国のアジア観と日本―『伝統的』対外関係との関連で」(高原明生ほか編『越境』(〈現代アジア研究1〉、慶應義塾大学出版会、2008年、415-441頁)
  108. 「戦後日本社会的『去帝国化』的課題:以戦後初期為例」(黄自進主編『東亜世界中的日本政治社会特徴』、中央研究院人文社会科学研究中心、亜太区域研究専題中心、2008年、335-352頁)
  109. 「民国広東政府的外交ー以外交来看的広東政府論」(王建朗・栾景河主編『近代中国、東亜与世界』下巻、社会科学文献出版社、2008年、705-720頁)
  110. 「民国期における中国近代史の創成とアジア像ーChinese World Orderとウェストファリア体制のはざまで」(加々美光行編『中国内外政治と相互依存』日本評論社、2008年、378-403頁)
  111. 「1971年以前日本的二中議政」(国史館編『台湾的歴史省思 1950-60年代』〈第八届中華民国史専題〉、国史館、2007年12月、45-64頁)
  112. 「日中戦争期における重慶発ラジオ放送とその内容」(軍事史学会編『日中戦争再論』錦正社、2008年3月、377-393頁)
  113. 「日露戦争における中国外交-満洲における局外中立」(東アジア近代史学会編『日露戦争と東アジア世界』ゆまに書房、2008年、77-100頁)
  114. 「広東政府論-初期外交からの検討」(松浦正孝編著『昭和・アジア主義の実像-帝国日本と台湾・「南洋」・「南支那」』、ミネルヴァ書房、2007年、22-53頁)
  115. 「黄遵憲与清末中日外交-以《朝鮮策略》為中心」(王暁秋・陳応年主編『黄遵憲与近代中日文化交流』遼寧師範大学出版社、2007年、136-141頁)
  116. 「日本対外援助與国際NGO」 (『亜洲研究』55号、香港珠海書院亜洲研究中心、2007年7月、24-33頁)
  117. 「華北における『文化』政策と日本の位相」(平野健一郎編『日中戦争期の中国における社会・文化変容』(東洋文庫論叢第69、財団法人東洋文庫超域アジア研究部門現代中国班、2007年、61-86頁)
  118. 「戦時下の『共栄圏』における日本語・日本研究の位相―華北を例として」(黄自進主編『近現代日本社会的蛻変』中央研究院人文社会科学研究中心亜太区域研究専題中心、2006年、571-605頁)
  119. 「日本占領期華北における留日学生をめぐる動向」(〈特集=中国人日本留学史,日本人中国留学史〉、『中国研究月報』61-8、2007年8月、4-18頁)
  120. 「民国期における中国近代史の創成とアジア像-Chinese World Order とウェストファリア体制のはざまで-」(『中国内外政治と相互依存-中国政治研究の新機軸-』愛知大学21世紀COE国際中国学研究センター、現代中国政治とアジア世界平和構築研究会COE最終報告書、2007年3月、249-266頁)
  121. 「中華民国の国際連盟外交-『非常任理事国』層から見た連盟論」(緒方貞子・半澤朝彦編著『グローバル・ガヴァナンスの歴史的変容-国連と国際政治史-』ミネルヴァ書房、2007年4月、49-74頁)
  122. “Sino-Japanese Relationship Relationship at the League of Nations,” in Asahiko Hanzawa ed., Japan and the UN in International Politics: Historical Perspectives (Academia Juris Booklet, No.24, 2006), pp.92-126.
  123. 「二十世紀初期的国権収回過程-従中華民国外交档案来探討」(中国社会科学院近代史研究所編『近代中国與世界-第二届近代中国與世界学術討論会論文集』第一巻、社会科学文献出版社、2005年1月、570-598頁)
  124. 「中国外交における象徴としての国際的地位」(『国際政治』〈特集・天安門事件後の中国〉145号、2006年夏、17-35頁)
  125. 「再論華盛頓会議体制」(金光耀・王建朗主編『北洋時期的中国外交』復旦大学出版社、2006年、81-90頁)
  126. 「戦争與広播」(『国立政治大学歴史学報』25期、2006年5月、37-70頁)
  127. 「戦後日本外交文書における蒋介石像」(黄自進主編『蒋中正與近代中日関係』第二巻、稲郷出版社、2006年、173-202頁)
  128. 「中華人民共和国外交部档案に見る中国研究所-1952年『文物参考資料』交換をめぐる」(『中国研究月報』700号、2006年6月、2-10頁)
  129. 「歴史対話与史料研究」(劉傑・三谷博・楊大慶編著『超越国境的歴史認識-来自日本学者及海外中国学者的視角』社会科学出版社、2006年、348-365頁)
  130. 「関係緊密化与対立的原型-従甲午戦争到“二十一条”要求的提出」(劉傑・三谷博・楊大慶編著『超越国境的歴史認識-来自日本学者及海外中国学者的視角』社会科学出版社、2006年、27-48頁)
  131. 「歴史対話と史料研究」(劉傑・三谷博・楊大慶編著『国境を越える歴史認識』東京大学出版会、2006年、347-366頁)
  132. 「関係緊密化と対立の原型-日清戦争後から二十一カ条要求まで」(劉傑・三谷博・楊大慶編著『国境を越える歴史認識』東京大学出版会、2006年、28-50頁)
  133. 「帝国とラジオ-満洲国において『政治を生活すること』」(『岩波講座「帝国」日本の学知第四巻 メディアのなかの「帝国」』岩波書店、2006年、207-242頁)
  134. 「戦後日本の台湾史研究──政治史・経済史を中心に」(亜東関係協会編『「日本之台湾研究」国際学術研討会論文集』中華民国外交部、2005年12月、179-209頁)
  135. 「戦後台湾の対外ラジオ放送政策」(貴志俊彦・川島真・孫安石『戦争 ラジオ 記憶』勉誠出版、2006年、198-218頁、「戦後台湾の対外ラジオ放送政策」『Intelligence』4号を加筆修正のうえ採録)
  136. 「満洲国とラジオ」(貴志俊彦・川島真・孫安石『戦争 ラジオ 記憶』勉誠出版、2006年、112-132頁、「満洲国とラジオ」『アジア遊学』54号を加筆修正のうえ採録)
  137. 「中国外事警察制度之形成」(甘懐真・貴志俊彦・川島真編『東亜視域中的国籍、移民與認同』台湾大学出版中心、2006年、83-100頁)
  138. 「『日露戦争と中国』をめぐる議論の変容」(日露戦争研究会編『日露戦争研究の新視点』成文社、2005年、260-277頁)
  139. 「『普通の国』と『大国』の間-近代中国外交から見る-」(『現代中国研究』16号、2005年3月、14-19)
  140. 「従日本看台湾的日本研究」( 『亞太研究論壇』26期、中央研究院人文社会科学研究中心亞太区域専題中心、2004年12月、68-81頁)
  141. 「日露戦争と中国の中立問題」(軍事史学会編『日露戦争(一)国際的文脈』錦正社、2004年12月、79-96頁)
  142. 「回顧と展望 中国近代」(『史学雑誌』113編6号、2004年6月、245-251頁)
  143. 「戦後台湾の対外ラジオ放送政策―中華民国外交文書に依拠した初歩的検討」(『Intelligence』4号、2004年5月、32-42頁)
  144. 「江戸時代末期的中日交渉-総理衙門档案的視角」(中国社会科学研究会『中国与日本的他者認識』〈東瀛求索2003年巻〉、社会科学文献出版社、2004年3月、127-148頁)
  145. 「中国が『普通の国』になる中で―中国研究の艱苦―」(『創文』463号、2004年4月、7-11頁)
  146. 「中国における近代外交」(『歴史と地理 世界史の研究』571号、2004年2月、1-16頁)
  147. 「『中国』―帝国、主権、そして大国―近百五十年における『中国』の形成」(『比較文明』19号、2003年12月、75-93頁)
  148. 「従天朝到中国-清末外交文書中『天朝』和『中国』的使用」(沈中埼訳、復旦大学歴史系・復旦大学中外現代化進程研究中心編『近代中国的国家形象与国家認同』〈近代中国研究集刊1〉、上海古籍出版社、2003年、265-280頁)
  149. 「満洲国とラジオ」(『アジア遊学』54号、2003年8月、33-42頁)
  150. 「江戸末期の対中使節への新視角-総理衙門档案からの問い」(『中国研究月報』663号、2003年5月、1-14頁)
  151. 「アジアから見た『アジア』、『地域』、そして『周辺』-東アジアの歴史学界の断層面」(横山宏章・久保亨・川島真編著『周辺から見た20世紀中国-日・韓・台・港・中の対話-』中国書店、2002年、281-296頁)
  152. 「朝鮮半島の中国租界撤廃をめぐる中日交渉」(横山宏章・久保亨・川島真編著『周辺から見た20世紀中国-日・韓・台・港・中の対話-』中国書店、2002年、91-106頁)
  153. 「『南満洲』の解釈可能性-対華二一箇条交渉における議論の中で」(『アジア遊学』44号、2002年10月、55-68頁)
  154. 「近代『文化』都市北京の建設とその風景」(『アジア遊学』40号、2002年6月、146-155頁)
  155. 「民国前期外交與紹介的初歩探討」(『都市史研究』〈特刊・20世紀華北城市近代化〉、21輯、天津社会科学院出版社、2002年、273-283頁)
  156. 「第一次大戦後の国際政治と中華民国北京政府外交-石井ランシング協定および日英同盟への対応をめぐって」(比較史・比較歴史教育研究会編『帝国主義の時代と現在-東アジアとの対話-』未来社、2002年、56-68頁)
  157. 「外交と地域-東アジア外交史からの『地域』像」(『地域研究論集』〈特集 つくられる地域・こわされる地域〉、第4巻、第1号、2002年3月、21-37頁)
  158. 「清末における留学生『監督』行政」(『中国人日本留学史研究の現段階』御茶の水書房、2002年、53-72頁)
  159. 「『顧維鈞回憶録』的史料価値初探-従哥倫比亜大学収蔵、未収入回憶録之档案内容来探討」(復旦大学中外現代化進程研究中心・復旦大学歴史学系編(金光躍主編)『顧維鈞与中国外交』上海古籍出版社、2001年、460-473頁)
  160. 「中国外交界にとっての辛亥革命-組織・人事・政策に関する一考察-」(『近きに在りて-近現代中国をめぐる討論のひろば-』39号、2001年8月、29-43頁)
  161. 「北洋政府外交档案上的商会面貌:「外交與商会」的初歩探討」(張国剛主編『中国社会歴史評論』第三巻、2001年6月、322-329頁)
  162. 「日本政府の対東アジア文化交流政策の現状と課題-『北京日本学研究センター』を事例として」(徐興慶主編『第一届 日本研究・台日関係・日語教育 国際学術研討会論文集』中国文化大学日本語文学系・日本研究所、2000年、47-61頁)
  163. 「戦後台湾外交の出発点-中華民国としての対日戦後処理外交」(『北大法学論集』51-4号、2000年11月、280-293頁)
  164. 「中華民国外交史からみた現代中国-民国前期外交史からの問い-」(『北大法学論集』51-4号、2000年11月、210-225頁)
  165. 「作為『裝置機關』的臺灣與日本人之外縁──在暹「臺灣人」的國籍問題,1899-1900」(若林正丈・呉密察主編『台湾重層近代化論文集』播種者文化、台北、2000年、183-200頁)
  166. 「中国における万国公法の受容と適用・再考」(『東アジア近代史』3号、2000年3月、35-55頁)
  167. 「”二十一条”交渉中的”南満洲問題”-対外交渉和地域設定的一点考察」(周維宏・砂山幸雄編『世紀之交的抉択-近代中日韓三国歴史発展比較』世界知識出版社、北京、2000年、121-150頁)
  168. 「激動の中の中国外交-民国北京政府の外交官僚たち」(五百旗頭真・下斗米伸夫編『20世紀世界の誕生-両大戦間の巨人たち』情報文化研究所、星雲社発行、2000年、138-152頁)
  169. 「歴史学から見た戦後補償」(奥田安弘・川島真ほか『共同研究・中国戦後補償-歴史・法・裁判』明石書店、2000年、13-47頁)
  170. 「ワシントン会議における中華民国全権代表団形成過程」(『北大法学論集』、50-2号、1999年7月、1-41頁)
  171. 「装置としての『台湾』と日本人の外縁-在暹『台湾人』国籍問題 1899-1900」(『日本台湾学会報』創刊号、1999年、39-53頁)
  172. 「1921年ワシントン会議参加をめぐる中国統一論議-民国北京政府外交部による外交主体表現と正当性の維持」(『史潮』45号、1999年5月、115-136頁)
  173. 「中国における万国公法の受容と適用」(『東アジア近代史』2号、1999年、8-26頁)
  174. 「関東大震災と中国外交-北京政府外交部の対応を中心に」(『中国現代史研究』4号、1999年3月、27-44頁)
  175. 「北京政府外交部の対非列強外交」(中央大学人文科学研究所編『民国前期中国と東アジアの変動』中央大学出版部、1999年、99-123頁)
  176. 「天朝から中国へ:清末外交文書にみられる「中国」の使用例」(『中国 社会と文化』12号、1997年6月、41-54頁)
  177. 「中華民国北京政府外交部の対シャム交渉」(『歴史学研究』692号、1996年12月、17-29頁)
  178. 「中華民国北京政府の外交官試験」(『中国 社会と文化』11号、1996年6月、278-308頁)
  179. 「『合衆国』再考:中国文献に依拠して」(比較史・比較歴史教育者研究会編『黒船と日清戦争』未来社、1996年3月、70-81頁)
  180. 「『支那』『支那国』『支那共和国』:日本外務省の対中呼称政策」(『中国研究月報』571号、1995年9月、1-15頁)
  181. 「華盛頓会議与北京政府的籌備:以対外「統一」為中心」(『民国研究』第二期、1995年7月、113-133頁)
  182. 「光緒新政下の出使大臣と立憲運動」(『東洋学報』75-3.4、1994年3月、131-159頁)