やっと落掌しました。感無量です。
周君も安堵してくれているでしょうか。協力してくださった、若林正丈先生、薛化元先生に感謝申し上げます。また、出版を快諾してくださった東大出版会にも心から御礼申し上げたく思います。
指導教員として、およそ20名の博士を育ててきましたが、そのうち、周君含めすでに2人が他界してしまいました。本当にやりきれません。それでも、せめて書籍を刊行することで学界に足跡を残して欲しいというのが指導教員としての気持ちです。今回の出版で周君の学問業績が世に問われ、次世代に批判的に継承されていくことを強く望みます。